このコーナーは、現地の観光情報とともに、このごろ話題になっているイベント、ちょっとした小ネタなどを、重要なものから、どうでもいい(?)ものまで、ブログ風に掲載してます。気楽に覗いていただければ、そして、あなたの頬に南太平洋の風を感じてくれたら、と願っています。

2010年06月09日

世界遺産の海を紹介する特集ページを公開

今年は、これまでにないほど「生物多様性」が注目されています。2010年は「生物多様性年」、また5月22日は「生物多様性の日」と国際的に定められました。世界各地の貴重な自然環境や、絶滅の危機に瀕している生物たちを守るための活動が活発的に行なわれ始めています。

ん?「生物多様性」という言葉はまだ聞きなれない、という方は、たとえば、WWFウェブサイトでも詳しく説明されているので、一度ご覧になるといいでしょう。

さて、2008年にユネスコから世界自然遺産に登録された海を持つニューカレドニア。様々な固有の動植物が生息する生態系を持つ貴重な地域です。そんな自然の素晴らしさと、優れた生態系を大事に次世代に伝えたい、そんな思いをこめて、「世界遺産特集ページ」を設置しました。

1) ユネスコ世界自然遺産・ニューカレドニア

2)世界の研究者の視線を集める生物多様性

3)世界遺産の海で楽しめるアクティビティ

ニューカレドニアの貴重なサンゴ礁の素晴らしさを分かりやすく解説しています。いざ、世界遺産の海へ!

(世界遺産登録地域の具体的な場所は、エリアガイド>ユネスコ世界遺産のページに掲載されていますので、参考に)

追記:今回は、ユネスコ自然遺産に登録されたニューカレドニアのラグーンにスポットをあてました。実は、「生物多様性」という観点からは、陸の自然はさらにすごいんです!ニューカレドニアの陸の自然の紹介もまた別の機会に行いたいと思います。

ちなみに、「ニューカレドニアのトレッキング意識調査アンケート」行なっています!こちらへのご協力も、ぜひお願いします。

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2008年07月10日

ラグーン(礁湖)の成り立ち

ラグーン(礁湖)は、海中生物たちにとって楽園。ラグーンを形成するサンゴは、透明度の高い、明るい海でのみ成長します。ニューカレドニアの広大なラグーンはどのようにして形成されたのでしょうか?ちょっとお勉強してみましょう。とはいえ、専門家の本を読むにこしたことはありませんが・・・

まず、ラグーンの成り立ちの説明としては、進化論で知られるダーウィンの「沈降説」が有力です。サンゴ礁はまず南国の島の海岸に発達します。サンゴは透明度の高い明るい海でのみ成長できるので、海岸近くの浅瀬をメインとして発達します。これを、「裾礁」と呼びます。

さて、その島が地殻変動によってゆっくりと沈降していくと、サンゴは海底の沈降速度よりも速く成長できるので、上へ、上へと、海面近くに留まりながら成長し続けます。島の海岸はだんだんと内側へと小さくなっていく一方、サンゴ礁はそのままの位置を保ちます。次第にサンゴ礁は海岸線をどんどんと離れ、距離を置いて島を取り巻くことになります。これを「堡礁」と呼びます。ニューカレドニアのグランドテール島周囲のバリアリーフは、この「堡礁」型のようです。

さらに島が沈降し、ついに海面から没してしまえば、海面には元の島の海岸線をかたどったサンゴ礁の環がのこります。これが、「環礁」です。ウベア島のラグーンは片側に細い陸地を残した「環礁」タイプです。

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2008年07月09日

世界に認められたニューカレドニアのラグーン

2008年ケベックで開催されたユネスコ世界遺産会議で、ニューカレドニアのラグーン(礁湖)が、新たに自然遺産として登録されました。このニュースはニューカレドニアにすぐに伝えられ、地元で大きな反響は巻き起こしています。右は7月9日付け現地新聞NOUVELLES-CALEDONIENNESの1面表紙です。紙面のほとんど、ブルー、ブルー、ブルー!!

今回の世界遺産登録の対象地域は、総面積はおよそ15,000平方キロメートルで、世界第2位の広大さを持つといわれるニューカレドニアのサンゴ礁のおよそ6割に相当します。

ユネスコ世界遺産委員会によれば、登録申請が受理された理由は、“ラグーンが持つ生物学的多様性と、多くの様子が絡みあって成立しているエコシステム(生態系)”の素晴らしさです。
ニューカレドニアのラグーンは、世界に類を見ない美しさを持ち、すでに化石化した古代のサンゴ礁から、現在も成長を続ける造礁サンゴまで、様々な年代のサンゴ礁の積み重なりによって成り立ち、オセアニアの自然の歴史を知る上で多くの貴重な情報をもたらしてくれる

また、ユネスコが定める世界遺産認定のための条件のうち、3つを満たしたことが、登録の理由となりました。その3つの条件とは・・・

* 類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域を含むこと

* 陸上、淡水域、沿岸および海洋の生態系、動植物群集の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること

* 学術上、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅のおそれがある種を含む、生物の多様性の野生状態における保全にとって、もっとも重要な自然の生育地を含むこと

(以上、日本ユネスコ協会連盟HPより)

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2008年07月08日

ニューカレドニアのサンゴ礁がユネスコ世界遺産に!


2008年7月7日、カナダのケベックで開催されいるユネスコの世界遺産委員会で、ニューカレドニアのサンゴ礁がユネスコ世界遺産として登録されることが決定しました。

以下は、ユネスコのオフィシャルHPからの引用文から抜粋して、大まかに翻訳したものです。正確な和訳ではありませんので、その旨をご了解ください。

ニューカレドニアのラグーンには、サンゴ礁に生きる生物たちのたぐい稀な多様性と、様々な要素が連結したエコシステムが存在する。世界最大規模のサンゴ礁のひとつである南太平洋フランス領ニューカレドニアのラグーンに含まれる6つの地域は、その特徴をよく表している。海中に生きる多様な生物(魚類、海生哺乳類など)、マングローブや藻類まで、その面積あたりの生物多様性は世界的にも貴重である。その中には、ジュゴンなど、絶滅を危惧されている希少生物が数多く棲息している。ここでは、食物連鎖、光合成などエコシステムが手付かずの自然の状態で保たれている。長い年月をかけてサンゴが築き上げた美しい自然には、オセアニアの自然史に関する知識を得る上で貴重な情報源が秘められている。

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