ニューカレドニア観光局

地球上に生物が誕生して35億年もの年月が経過し、現在1000万種もの異なる種が地球に棲息していると推測されています。2010年は「国際生物多様性年」。世界各地で環境破壊によって生物たちが絶滅の危機に瀕している今日、生物多様性(Biodiversity)への関心が高まっています。

世界トップクラスの生物多様性

かつてゴンドワナ大陸の一部だったニューカレドニアには、数多くの固有の動植物が棲息しています。たとえば、陸上に生える植物の74%は固有種です。面積あたりの固有種が存在する割合は世界でもトップクラス。その生物多様性の高さから、地球上でもっとも重要な「ホットスポット」のひとつといわれています。世界の研究者たちがニューカレドニアの自然環境に視線を集めている理由も、その生物多様性の高さにあります。

ニューカレドニアの海の生き物たち

海洋調査によれば、ニューカレドニアの海には、15,000種もの生物が存在し、魚類1,950種、軟体動物5,500種、甲殻類5,000種、海綿類600種、サンゴ300種。海の生物の固有種の割合はおよそ5%。陸上ほど固有種の割合は高くないものの、ラグーン内は海産哺乳類たちの聖域であり、ジュゴンを含む海の哺乳類の数は12種ほど。また、3種のウミガメの重要な産卵・繁殖場所でもあります。全体の面積の2%ほどにあたるマングローブ林も、ラグーンの生態系に重要な要素となっています。

環境保護活動

ユネスコ世界遺産に登録された地域では、厳しい環境保護政策が実施されています。それ以外にも数多くの海洋保護地区。そのおかげで、海の生き物たちは、人を恐れることもなく、のびのび生きています。8月に回遊してくる南極海のザトウクジラ、1月に砂浜に産卵をするウミガメ、ラグーン内の浅瀬で海草を食べながら繁殖するジュゴンなどは、世界各地で絶滅の危機に瀕している生物たち。ニューカレドニアでは政府や研究機関だけでなく、ボランティアによって、手厚く保護され、個体を増やす努力が続けられています。